宮崎・鹿児島の神社を回ってきました

1週間以上の長期休みがあったので南九州の神社を観光してきました。一部の神社については公共交通機関やバスでも行けますが、いくつも回りたい場合は車以外では厳しいです。そこで宮崎空港からレンタカーを借りて、鹿児島空港で乗り捨てにしました。

神社については下の本やURLを主に参考にしました。

天皇家の“ふるさと

天皇家の“ふるさと"日向をゆく (新潮文庫)

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鹿児島の神話街道|神社Web 鹿児島県神社庁|鹿児島県は神話の国 鹿児島神話街道 伊勢神宮 神宮大麻

おおざっぱに地域が分けられるのでそれぞれ紹介していきます。ビジネスホテルに泊まりたい場合は近くの都市に行く必要があるので近くの都市についても紹介していきます。

宮崎県高千穂町

宮崎県にありますが、実は空港的には宮崎空港より熊本空港の方が近いです。高千穂町に行きたい場合は熊本空港も考慮に入れましょう。

高千穂町は盆地で交通的には熊本市と宮崎県延岡市としかつながっていません。なので雪などでこの2つのルートが塞がれるとすぐ孤立してしまう地域です。

冬の期間中は高千穂神社で夜神楽が毎日行われます。20時からなので見る場合は高千穂町に宿泊する必要があります。ホテルは比較的充実している地域なので泊まる事がおすすめです。

宮崎県美々津地域と都農神社

延岡市宮崎市が近いです。美々津の美しい街並みも必見です。

宮崎県宮崎市

宮崎県の県庁所在地で文句なく宮崎県内一番の都市です。神武天皇の宮が存在していた場所とされているので宮崎神宮など重要な神社が数多くあります。車で行く場合は一方通行が多いので気を付けましょう。

宮崎県西都市

宮崎市からとても近いので前日に宮崎市に泊まってから行くとよいです。日本でも有数の古墳群である西都原古墳群があります。また記紀の道と呼ばれる散歩コースがあります。

宮崎県日南市

宮崎市都城市が近いです。鵜戸神宮は海の近くで観光客にも人気の場所です。

霧島六社権現とその周囲

霧島神宮など霧島市のものが混ざっていますが、中心地から離れているのでこちらで紹介します。都城市霧島市が近いです。霧島は活火山なので温泉もあります。

鹿児島県霧島市

霧島市付近は神社が多いので霧島市で泊まるとよいでしょう。実は霧島市鹿児島市より鹿児島空港に近いのでうまく活かせるといいかもしれません。

鹿児島県霧島市以外)

鹿児島市から行くのがおすすめです。どれも旧薩摩国にあった神社です(薩摩藩薩摩国大隅国と現在の宮崎県の一部を支配した)。

まとめ

天孫降臨瓊瓊杵尊が降り立った場所とされるのが日向です。日向の範囲は時代によって違いますが、現在の宮崎県と鹿児島県を合わせた場所と考えてください。神武天皇が神武東征で大和にやってくるまで、代々過ごしていた場所とされているので様々な伝承が残されています。

ただしこの辺りは明治政府によって行われた神仏分離政策や尊皇思想によって、大きく歪められてしまった地域です。特に旧薩摩藩であった地域については明治時代になる前から徹底的に仏像などの文化財の破壊などが行われました。天皇の神格化が進む中で伝承なども歪められてしまった可能性もあります。その中で真実はどこにあるのか、それを考えるためにも絶対に行きたい場所でした。長期休暇がないと回りにくいですが、今回行けて本当に良かったです。